1月5日(木)ホテルメトロポリタン仙台・3階「曙の間」において仙台広告業協会主催の恒例・賀詞交歓会が開催された。
仙台広告業協会のスローガン「広告の力で地域の活性化を!!」というメッセージのもと、心新たに新年のスタートをきった。
ご来賓として、東北経済産業局局長 田川様を含む9名の方をお招きし、在仙媒体社 代表としまして東日本放送㈱代表取締役 佐藤様、河北新報社常務取締役 中山様よりご祝辞をいただき、会員社、賛助会員社を含め183名が参加して盛大に執り行われた。
立礼でお迎えする役員
【広川理事長 新年挨拶】
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
まず、本日、初めてお目にかかる方もいらっしゃいますので
自己紹介からさせていただきたいと思います。
電通東日本 広川孝でございます。
昨年11月、7年間勤務いたしました東京本社から「杜の都仙台」へ転勤してまいりました。新潟支社9年を皮切りに、静岡支社5年と支社での経験もありますが、久々の支社勤務となり、非常にワクワクしております。とは言え仙台市民となりまだ2か月が過ぎたばかりで、先輩方の前でご挨拶をすることとに大変恐縮しております。
この2週間は一日でも東北の地に馴染むために、クリスマスも大晦日も元旦もこの仙台市青葉区春日町で過ごしておりました。
また、皆様には見慣れている「仙台初売り」にも参加いたしました。最盛期と比較すれば今は静かになったと感じている方々も多いとは思いますが、活気に満ちた町の様子を同じ政令指定都市である新潟・静岡・浜松市長が目の当たりにしたら腰を抜かすほどのにぎやかさであったと感じました。この仙台の元気を起爆剤とし東北全体が元気となる広告提案活動をすることが仙台広告業協会の次の発展につながるのではないかと思いました。今後とも東北、仙台の為に頑張って参りたいと考えております。
昨年の話題の出来事といえば、
① リオデジャネイロ・オリンピックでの日本の活躍
② 驚いた出来事は、イギリスのEU離脱でしょうか。
③ そして何といっても「トランプ政権」の誕生でしょうか?
誰もがヒラリー氏の圧勝を予測する中の大逆転勝利でした。ブレグジット同様、富の集中や特権階級への不満が普通に生活する人々の中で一気に爆発したといえるでしょうか?
国内では、
① 4月の熊本地震、8月の大型台風の記録的大雨
② 7月には今の日本の変化を象徴するような都知事選で小池百合子氏が当選し、築地市場の豊洲移転延期、オリンピック施設計画の見直しなど、変革の狼煙(のろし)を挙げたように思います。
③ 明るい話題としては、3月の北海道新幹線の開業、5月の伊勢志摩サミット開催とオバマ大統領の広島訪問などがありました。
さて、今年の干支は酉(とり)でございます。
酉(とり)のつく年は商売繁盛に繋がると考えられているそうです。
2017年はどんな年になるのでしょうか?
電通総研では毎年「話題注目商品のレポート」をだしておりますがその中で
「コンテンツスタイリング」消費が進むと言っております。
例えば、ポケモンGOはバーチャルな世界のゲームを現実の場所へポケモンを捕獲に行くという行為にまで発展させ、映画「君の名は。」は聖地巡礼というリアルな行動喚起をSNSを中心に広げていきました。
このように商品やサービスは生活者の求めに応じて変わり続けるコンテンツと化し、生活者の支持を得ながら、発展・進化するようになりました。
2017年は、コンテンツ化した商品やサービスがより一層生活者の消費の奥深くまではいりこんでいきます。
テクノロジーの進展がさらに新しい視点を生活者に提供することでしょう。そして、企業と生活者の新しい関係性は、益々消費を発展させていくことでしょう。
東北においては
7月のインターハイ
8月の伊達政宗公生誕450年
9月の和牛共進会(39万人の来場見込み)
など交流人口が増える機会が多く
東北六魂祭の後継イベントの仙台開催や
LCCのピーチの仙台空港拠点化
の民間活力を活かしたコンテンツも目白押しです。
地方創生、インバウンドが注目され数年が経過しましたが、東北を代表するこの宮城・仙台におきましても、まだまだ道半ばと言えるかと思います。加えて、震災復興もいよいよ「心の復興」や「復興の未来の具体化」へと歩を進める段階へと変化してきました。
東北の復興は日本全体の元気を作り出す源(みなもと)です。
今年も皆様と一緒に東北を元気にして参りましょう!
結びになりますが、本日ご参集いただきました皆様の、
今年一年のご繁栄とご健勝を心から祈念申し上げ、
年頭の挨拶とさせていただきます。
御清聴ありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
広川理事長に続き、ご来賓の東北経済産業局産業局長・田川氏、㈱東日本放送代表取締役・佐藤氏よりご挨拶の後、河北新報社常務取締役広告事業担当・中山氏による乾杯の音頭で祝宴がスタートした。
東北経済産業局 産業局長 田川様
東日本放送 代表取締役 佐藤様
河北新報社常務取締役広告事業担当 中山様 乾杯挨拶
歓談に続いて行われた恒例の「大福引き大会」のアトラクション。
恒例大福引き大会
福引き中の広川理事長
見事、1等に当選したのは、㈱共同の小田切様。おめでとうございます。
最後に、当協会 石田武彦副理事長より、中締めの挨拶。